救急医療講習会

札幌歯科医師会の救急医療講習会に参加してきました。

北大病院歯科麻酔科の先生方のご指導のもと、シミュレーターを用いた一次救命（人工呼吸、心臓マッサージ、ADE）や、静脈路確保の相互実習などを行いました。

幸いにも、私自身は歯科医師になってから患者さんの急変に遭遇したことはないのですが、だからこそいざというときのために日ごろからトレーニングを積む必要があります。

また、心肺蘇生法は数年毎に見直しが図られ、より蘇生率の高い方法が採用されています。実際、今日受けた講習の内容も、私が学生の時に教わったものと比べていくつか変更になった部分がありました。常に最新の知識と技能を身につけるためにも、こういった講習会への参加は欠かせないと感じました。

ちなみに…

「静脈路確保の相互実習」とは、要するにお互いの腕の血管に注射針を刺しあうことなのですが、私の血管は若干のお肉（脂肪ともいう）がジャマをしてなかなか分かりにくかったらしく、３回も刺されてしまうことになりました。

私自身は全く気にしていなかったのですが、相手の先生（実は学生時代に実習でお世話になった先生だったりします…）は「いや～、何回もごめんね」と謝ってくださり、かえって気を遣わせてしまい申し訳ない思いをしました。

ちょっと本気でダイエットに励もうかと思う瞬間でもありました（笑）