NiKOブログ
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2009.01.26
鼻呼吸ノススメ
治療中、子どもたちに「お鼻でゆっくり息をしていてね」と声をかけることがよくあります。
治療中は器具やら材料やら術者の指やら…とにかく色んなものがお口の中に入ってきます。
人によっては思わず「オェッ!」となるかもしれません。これを嘔吐(おうと)反射といいます。
お鼻で呼吸をすることで、この嘔吐反射を抑えることができます。また、唾液などもある程度お口の中にためておいても苦しくなりにくいです(もちろん唾液がたまって苦しいときは遠慮せずに言ってくださいね)。
さらに、普段から鼻呼吸を意識することで、
- お口の中の乾燥を防ぎ、むし歯や歯周病を予防する
- 口もとの筋肉のバランスを整え、歯並びが悪くなるのを予防する
といった効果も期待できます。
お子さん、もしくはご自身が普段ポカ~ンと口を開けていないか一度チェックしてみてはいかがでしょうか?