NiKOブログ

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2009.01.29

道内の子どもはむし歯が多い

読売新聞の記事によると、北海道の子どもたちは全国平均に比べてむし歯が多いことが北海道教育委員会の調査により判明したとのことです。

調査は道内の幼稚園や小中学校、高校など計2409校を対象に行われ、その結果、小学校で73.4%、中学校で68.0%、高校で77.1%がむし歯になっていて、全国平均を9.6~12.0ポイント上回っているそうです。また、未処置歯がある子どもの割合も全国平均を上回っているとのこと。

道教委は、「フッ素溶液でのうがいをすすめて虫歯予防に努めるなどの対応を強めたい」としているとのことです。

フッ化物洗口は、学校など集団でのむし歯予防に非常に有効であると言われています。しかしその一方で、フッ素の人体への影響を疑問視して集団への応用に反対する声があるのも事実です。

すべての幼稚園・学校でフッ化物洗口を実施するには、まだ越えなければいけないハードルがいくつかあるようです。

やはり現時点では定期的な歯科医院の受診がむし歯予防に最も有効なのかもしれませんね。